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【ウェットスーツの選び方】エントリーシステムの違いは?オススメはどれ?

サーフィンに不可欠なウェットスーツ。

日本にはたくさんのウェットスーツブランドがあって、ウェットスーツにも種類がたくさんあります。

ウェットスーツは、生地、デザインなどで選ぶ方法がありますが、今回は、ウェットスーツを選ぶ方法のひとつ、「エントリーシステム」についてご紹介します。

これからウェットスーツの購入を考えている方はチェックしてみてください。

エントリーシステムとは?

ウェットスーツのエントリーシステムというのは、「どうやって着るか?」の方法です。

例えば、背中にジップがある「バックジップ」や、まったくジップもマジックテープもない「ネックエントリー」など、ウェットスーツのエントリーシステムはたくさんあります。

ブランドによって、全てのエントリーシステムを採用しているわけではなく、そのブランドのコンセプトに合ったエントリーシステムを採用しています。

エントリーシステムはどうやって選ぶ?

はじめたろう
はじめたろう

エントリーシステムってたくさんあるけど、どれを選べば良いの?

 

それぞれに特徴があるから、好みで選ぶと良いよ。

エントリーシステムによって様々な特徴があるので、好みによって選びましょう。

主なエントリーシステムの特徴と、LUCK SURF的オススメをご紹介します。

バックジップ

ウェットスーツのエントリーシステムの中では昔からあるタイプ。

背中にジップが付いていて、襟元はマジックテープで固定されます。

 

他のエントリーシステムが主流になったときには、バックジップはあまり使われなくなりましたが、最近、ジップがアップデートして柔らかくなって背中の違和感が少なくなったことから、また人気が出てきました。

 

バックジップのメリット

  • 背中が広く開くので、着脱がラクさはナンバー1
  • クラシカルなスタイルで人気が出てきてる

バックジップのデメリット

  • 背中がツッパル
  • ジップから浸水がある
  • 防水ジップは、普通のジップよりツッパル
  • ジップの紐が気になることもある・・・

LUCK的オススメ度

☆☆

やっぱり、着脱がラクなのはイイです。

夏なら浸水もあまり気にならないですし、冬物でも各メーカーで工夫してあるので浸水がかなり少なくなっています。

店長ROCOもこの冬のセミドライはバックジップにしました。浸水も気にならなくてよかったですよー。

が、やっぱり、背中のツッパリ感が気になるところもややあります・・・

 

フラップタイプ

フラップは、首の部分から着て襟部分を後ろからかぶり、胸の上あたりでジップやマジックテープでフラップを固定するタイプです。

バックジップの次に出てきたタイプで、「ノンジップ」といわれていました。

フラップのメリット

  • 背中にジップがないのでツッパリ感がない
  • 首回りにマジックテープがないのでスッキリ
  • 肩周りにも余分なものがないのでラク

フラップのデメリット

  • 着脱がバックジップよりはしづらい
  • フラップの横からの浸水があることもある
  • マジックテープで固定するタイプだと、古くなったり巻かれたりすると外れることがある

LUCK的オススメ度

☆☆☆

新しいジャージだと伸びがいいので、慣れてしまえば着脱も気にならないです。

ピタッとフラップが固定されれば浸水もほとんどなし。

背中のストレスもなく、肩にもパーツがないので、パドルに影響があまりないです。

 

ネックエントリー

ネックエントリーは、フラップもなく、ジップも、マジックテープもありません。

首部分から着脱するタイプで、首部分にかなり伸びの良いジャージを使っています。

ネックエントリーのメリット

  • 動きやすさナンバー1
  • ジップもない、フラップ部分にように重なる生地もないのでストレスになる部分がない
  • 浸水しにくい

ネックエントリーのデメリット

  • 着脱しにくさナンバー1
  • 長年着ると首部分が伸びてしまう

LUCK的オススメ度

☆☆

背中や首部分の生地が1枚で軽いため、パドルがしやすいと流行った時期もありましたが、ヘビーに使うとややヘタってくることもあり、人気は下降気味・・・。

が、パドルのラクさはナンバー1なので、根強い人気があります。

週に何度も海に入り、長く使いたい人にはヘタりが早いのであまりオススメではありません。

 

チェストジップ

肩から肩までの前側にジップが付いているチェストジップ。

最新のジップの柔らかさと、背中にパーツがないため、最近人気のタイプです。

チェストジップのメリット

  • 着脱しやすい
  • 背中がラク
  • 浸水も少なめ

 チェストジップのデメリット

  • 慣れるまでジップが気になるかも

LUCK的オススメ度

☆☆☆

フラップと同じように背中がラクで、着脱も慣れればラクです。

脇の近くや、胸の上あたりにジップや当て布があるので、違和感を感じるかもしれませんが慣れれば気にならなくなると思います。

何より背中にパーツがないので、パドルはラクです。

 

フロントジップ

フロントジップは、前側にジップがあるタイプです。

クラシカルなスタイルで人気があります。

フロントジップのメリット

  • 着脱のラクさはバックジップを超えてナンバー1
  • クラシカルでオシャレ

フロントジップのデメリット

  • 浸水度ナンバー1で、首元からもジップからも浸水してきます。

LUCK的オススメ度

☆☆

フロントジップは機能性というよりもデザイン性で選ぶ感じです。

他のエントリーシステムよりも、かなり浸水してくるので、冬はオススメできませんが、夏物(ジャージのフルスーツ、スプリング、タッパーなど)にはオシャレにデザインできるのでオススメです。

着脱のしやすさはピカイチです。

 

その他のエントリーシステム

これまでお伝えしたのがメジャーなエントリーシステムですが、ウェットスーツメーカーによって独自のエントリーシステムを採用しているところもあります。

 

LUCK SURFで取り扱っているブランドの「ZigZag wesuits」で例を挙げてみます。

これは「NINJYA」というデザインのウェットスーツですが、エントリーシステムは「ニンジャジップ」というZigZagオリジナルのエントリーシステムです。

バックジップが前側に来たというか、フロントジップとも違う独自のデザインです。

背中や肩にパーツがないのでパドルのしやすさがポイントです。

 

こちらは「スラントフロントジップ」というエントリーシステムです。

フラップとも似ていますが、フラップをかぶって片方の肩からジップを閉めてもう片方で固定するタイプです。

フラップより浸水がなく、肩周りも楽というのがポイントです。

 

はじめたろう
はじめたろう

たくさん種類があって迷っちゃうなー。

 

初心者さんにはバックジップか、フラップが良いと思うよ。

同じデザインのウェットスーツでもエントリーシステムで価格が変わることがあるので、選ぶときにはよくチェックしてくださいね!

 

まとめ

ウェットスーツのエントリーシステムにはそれぞれメリットとデメリットがあります。

ウェットスーツのオーダーに迷っている方や、詳しく知りたい方は、ショップスタッフに相談してみてくださいね!!

 

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